専門、教養 何を優先するのか
こんにちは。
今回はお勉強の比率についてです。
これに関しては、初めはわたくしかなり失敗しまして、そこらへんにもちょっと触れてみようと思います。
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筆記の配点比率は試験種によって違います。例えば国家一般職は専門が教養の二倍の得点比率ですよね。
こういう試験種の志望度が高い場合は、ある程度専に重点を置いて勉強すれば良いのだと思います。
ただし、配点比率が専門と教養で同じ場合は、いくら専門が難しく感じていたとしても、教養にもきちんと時間を割かねばなりません。(得意なら別ですが)
私の場合、一番初めに受け、なおかつそれなりに志望度の高かった試験が、裁判所一般職でした。
そして、この試験は、専門科目がミクロマクロと民法憲法だけということで、私はかなり、というかほとんどの時間を専門に割いていました。
このおかげで、専門はそれなりに点が取れました。 取れましたが。
教養で結構こけてしまったんですね。
当時の私は時事を始め教養をかなり甘く見ておりました。数処はほどほどやっていましたが、他の科目については正直結構穴だらけでした。
そのせいで、足切りは免れていましたが、他の人が取れているところで点を落としていたわけです。
教養は範囲が広いですし、どこをどの程度やっていくかについては確かに難しいのですが、だからといって、やはり基本の部分をないがしろにしてはいけないなあ と激しく反省。
それ以降は教養の基本部分を総ざらいして、時事もある程度の正確さをもって、覚えるようにしました。
その後の試験では教養も専門と同程度取れ、このおかげで、面接の苦手な私でも、試験を乗り切ることができました。(裁判所も受かりはしましたが、順位が酷かったです。)
裁判所の場合は面接の比率が高いですが、そうは言っても筆記が高いに越したことはありません。
いくつかの試験を受けて思ったことですが、やはり筆記のアドバンテージというのは意外と大きいのです。
それは多分、得意な人、不得意な人を除き、多くの“平均的な人”の中では、面接の差が付きにくいからなんじゃないかなーと勝手に思ってます。
それに、少し復習しておけばわかるようなものを落とすのはほんとに、精神的にもダメージ来ますし、それが他の人との差になってきます。
ここらへんを踏まえて、専門だけに偏らず、バランス良く勉強していって欲しいと思います。